7:40雨は上がったが、道の所々に水が溜まっている。

| 54番 | 近見山 宝鐘院 延命寺 | 真言宗豊山派(不動明王) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県今治市阿方甲636 | |
| 到着時刻: 7:48 | ||
| 走行距離: 1,427km | ||
| 出発時刻: 8:10 | ||

車は山門の横を通り抜けるが、すぐ左に駐車場がある。


真念さんのこと
境内に入って右、塀の前に真念さんが立てた道標の石柱がある。真念さんは、江戸時代の中頃に弘法大師が修行した霊場を幾度となく巡り、その経験を生かして『四国遍路道指南』などを書き、遍路のための準備や心得、道順、御詠歌、宿などの情報を紹介した。
また要所に道標を立て、さらに、距離のある37番岩本寺と38番金剛福寺、39番延光寺の間に宿代わりにも使える、今は真念庵と呼ばれるお堂を建てた。四国遍路が江戸時代から急速に広まったのは、このおかげだと言われる。
| 55番 | 別宮山 金剛院 南光坊 | 真言宗御室派(大通智勝如来) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県今治市別宮町3丁目1番地 | |
| 到着時刻: 8:21 | ||
| 走行距離: 1,431km | ||
| 出発時刻: 8:50 | ||
寺号に坊を付ける珍しいお寺だが、正式には光明寺金剛院南光坊という。




| 56番 | 金輪山 勅王院 泰山寺 | 真言宗醍醐派(地蔵菩薩) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県今治市小泉1-9-18 | |
| 到着時刻: 9:00 | ||
| 走行距離: 1,435km | ||
| 出発時刻: 9:23 | ||



| 57番 | 府頭山 無量寿院 栄福寺 | 高野山真言宗(阿弥陀如来) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県今治市玉川町八幡甲200 | |
| 到着時刻: 9:30 | ||
| 走行距離: 1,438km | ||
| 出発時刻: 9:50 | ||



| 58番 | 作礼山 千光院 仙遊寺 | 高野山真言宗(千手観世音菩薩) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県今治市玉川町別所甲483 | |
| 到着時刻: 10:02 | ||
| 走行距離: 1,443km | ||
| 出発時刻: 10:20 | ||
平らな道を走ってきたが、仙遊寺が近づくと左に折れ、小高い山に向かって急な坂道を登っていく。道の脇に桜が植えてあったが、この雨にも負けず花が残っていて、また、すばらしい景色だった。

歩きの人はこの門をくぐって200mほど坂を上がる。
車の場合は、この手前を右に横切り、山を迂回するように急な坂道を上っていく。



光が差して、桜がきれいに映える。
遠くに今治市街が見える。
| 59番 | 金光山 最勝院 国分寺 | 真言律宗(薬師瑠璃光如来) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県今治市国分4-1-33 | |
| 到着時刻: 11:20 | ||
| 走行距離: 1,457km | ||
| 出発時刻: 11:43 | ||




唐の時代から観賞用に栽培されてきた希少種。別名雲南山茶花。
芽が3つ出るから、2つ摘み取って1つだけ残すと大輪の花が咲く。この木は天然記念物に指定されているから、手を加えることができないという。6月に挿し木し、8月に地植えすると増やせるそうです。
▼▼▼

間欠温泉のように湯気が噴き出るのを眺めながら一休み。
ここには入浴施設はない。ここから数分海の方へ行ったところに湯ノ浦温泉がある。
12:15西条に入る。
かなり先まで平野が広がり、そのつきあたりは石鎚山系の山々が行く手をふさぐように横に連なっている。稜線は曇がかかっていてよく見えない。
『カブトガニ繁殖地』の看板
昔は瀬戸内海のどこでも見られたらしいが、今は海の開発が進んで数千匹にまで減ってしまったという。この西条は波が穏やかで広大な干潟と砂浜が残っており、カブトガニの生息に適しているということで県は天然記念物に指定し、ここで保護・繁殖を促している。
うどんを食べようと探しているのだが、なかなか見つからない。先ほど、湯ノ浦温泉道の駅で通りがかりの人に聞いてみたが、この辺りには無いといわれた。そもそも、愛媛ではさほどポピュラーでなく、蕎麦でもなく、ラーメンが一番多いらしい。あっても香川風ではなく、ごく普通のうどんだそうだ。
12:30西条市内のコンビニで弁当を買い、駐車場で遠くを眺めながら食べる。
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13:00次の横峰寺は石鎚山の中腹にあって標高750m、八十八霊場のうち3番目の高さになる。そうとうな難所である。11キロほど手前からいよいよ山道に入る。

黒瀬湖を過ぎると県道と分かれ、横峰寺行の細い道に入る。
横峰寺行きバスの乗り換え所を過ぎるといよいよ険しい山道になる。生い茂る木々の中に時おり満開の桜が見える。
6キロ手前にある料金所で平野林道の通行料1,850円(往復)を払う。有料道路といっても決して走り易いわけではない。上の駐車場まで1台分の幅しかない荒れた山道が続き、がけ側にはガードレール代わりに木が植わっているだけで、その間からチラチラはるか下に谷底が見える。
| 60番 | 石鈇山 福智院 横峰寺 | 真言宗御室派(大日如来) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県西条市小松町石鎚甲2253 | |
| 到着時刻: 13:36 | ||
| 走行距離: 1,490km | ||
| 出発時刻: 14:32 | ||

駐車場から横峰寺に向かう参道。
これから木々に囲まれた鬱蒼とした小道に入っていく。これが500mほど続く。

暗い道を抜けてパっと視界が広がる。
写真の左、道が右に折れる角に大師堂がある。
正面の斜面は一面シャクナゲの木。一斉に咲いたところを眺めてみたい...
お寺の案内によると、このお寺を超えることが大変だったことから歩き遍路さんの間で「関所」と呼ぶようになり、「悪いことをした人、邪心を持っている人は、お大師さんのおとがめを受けてここから先には進めない」と戒めたという。横峰寺の他に第19番立江寺、第27番神峰寺、第66番雲辺寺も関所と呼ばれる。



| 61番 | 栴檀山 教王院 香園寺 | 真言宗御室派(大日如来) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県西条市小松町南川甲19 | |
| 到着時刻: 15:11 | ||
| 走行距離: 1,504km | ||
| 出発時刻: 15:30 | ||
香園寺では、普通の本堂や大師堂を思って探しても見つからない。それはそのはず、代わりに2階建ての大きな鉄筋コンクリートビル(大聖堂)が建てられ、その2階に本尊とお大師様が祀られている。右につけられた外階段を上って参拝するのだが、1階からも参拝できるようになっており、中央に簡素な仏像が祀られている。


こう見えても歴史は古い。縁起によると、皇子である聖徳太子が用明天皇(在位585〜87)の病気平癒を祈願して6世紀の末頃に建立したと伝えられる。四国霊場屈指の古刹である。
| 62番 | 天養山 観音院 宝寿寺 | 高野山真言宗(十一面観世音菩薩) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県西条市小松町新屋敷甲428 | |
| 到着時刻: 15:36 | ||
| 走行距離: 1,507km | ||
| 出発時刻: 15:55 | ||
境内に入ると、作務衣を着たお年寄りがジャラジャラ大きな音を立てながらお賽銭を集めている。まだ早いのに、と思いながらお参りを済ませ、納経所へ向かう。


納経所で納経帳を差し出すと「御影札、要りますか?」と言う。「ください」と答えると「200円頂きます」と言う。御影札というのは、そのお寺の御本尊の姿がプリントされた名刺のようなもので、どこのお寺も同じ様式で作り、記帳後、納経帳に添えて出されるものだ。
それが有料とは始めて聞く話だが、ここだけ札無しという訳にはいかないので200円払った...
| 63番 | 密教山 胎蔵院 吉祥寺 | 真言宗東寺派(毘沙門天) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県西条市氷見乙1048 | |
| 到着時刻: 15:59 | ||
| 走行距離: 1,509km | ||
| 出発時刻: 16:23 | ||
門前に駐車場はない。見通しが悪いがすぐ近くに有料の駐車場がある。



いつものように納経帳を差し出したら、納経所のにいさんが「前の宝寿寺で御影札をもらえましたか?」と聞いてきた。貰ったけど200円とられたよと話すと、10日前から突然お金を取り出したと言う。それから「記念のシールを受け取ったか?」とも聞かれ、それももらってないと言うと出してくれた。御影札をもらってない人にはそれも出していると言っていた。何かドロドロしたものがありそうだね。
| 64番 | 石鈇山 金色院 前神寺 | 真言宗石派(阿弥陀如来) |
|---|---|---|
![]() | 愛媛県西条市洲之内甲1426 | |
| 到着時刻: 16:29 | ||
| 走行距離: 1,512km | ||
| 出発時刻: 16:52 | ||



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予定にはなかったが、何度か看板を見るうちにその気になって寄った。
石鎚神社は、奈良時代に石鎚山をご神体とする山岳信仰の宮として創建された。社は山麓の口之宮(本社)と山腹に2社、山頂の奥之宮の全部で4社あり、全体で石鎚神社という。






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18:45夕食
次の札所 三角寺に向って食事できる処を探しながら走り、JR伊予寒川駅の手前でようやく「手打ちうどん ロケット」(四国中央市豊岡町)に入る。カウンターに座って天ぷらうどんを注文し、待っている間にスマホで今晩の宿を探す。
一軒見つけて電話すると、相手の男性は「うちはユースホテルですが、初めてですか? 食事もアメニティもありませんよ」と言う。夕飯は今から食べるし、特に問題はないだろう。
ロケットは客席の多い広い店だったが、この時間は年とったおばさんとその息子の二人でやっていた。私が白衣を羽織っていたからおばさんが手がすいたとき、明日一番にお参りする三角寺は檀家になっているとか話し始め、そのうち息子さんが加わってきて札所がどうしてできたのか持論をおもしろおかしく話し始めた。
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ナビでユースホテルへの道を見ると大きく遠回りしている。その方を見ても辺りは真っ暗でどういう地形か分からない。走って行くと上り坂になり、家が少なくなり、しまいには木に囲まれた所でナビが「目的地周辺です。お疲れ様です」と言って黙ってしまう。
たまらず、ホテルに HELP...
着いた所はなんとお寺。車を停めて降りたら鐘楼の前だった。お遍路で厄介になる場合は何かきまりがあるのか? こういうことは想定してなかったので、いっそのこと白衣を脱いで旅行者のふりして入ろうかと思いながら入っていく。
40歳ぐらいの女性~多分このお寺の奥さんだろう~が出てきて対応。部屋やお風呂など一通り説明が終わった後、明日朝7時半ごろ出発したいと言うと、かまわないから玄関の鍵を開けて出て行ってくれと言う。
建物は新しく、大きな宿坊といった感じ。そこに今晩は私一人。
| Y・H 新長谷寺 (四国中央市寒川町) | ||
|---|---|---|
| チェックイン | 料金 | 走行距離 |
| 20:00 | 3,900円 | 1,556km |