2:00いつものように夜のうちにできるだけ距離を稼いでおこうと、午前2時に名古屋を出発。
8:00みえ川越から高速を利用し、最初の訪問地、岡山県津山に到着。ここまでの走行距離は330km。

津山I.Cを出て数分。
吉井川に沿って中心部へ向う。
観光地図を手に入れようと、まず津山駅に寄った。
地図によると、津山の町は吉井川と北から合流する宮川に沿って広がっている。その中心に津山城があり、城の東を城東地区、西を城西地区という。
古い街並みがあるという城東地区に戻り、車を置いて歩き出す。

なるほど古そうな町屋が並んでいる。
が、それと知って回らないと気付かずに通り過ぎてしまうかも知れない。
通りは100mほどで終わり、その先は現代風の家並みが続く。




津山城 津山藩藩主森忠政が1616年、鶴山の山名城跡地に造らせた平山城。地名にちなんで鶴山城とも呼ばれる。天守は小倉城の天守を模したと伝えら、櫓の数は姫路城をしのぐ77棟あって日本三大平山城の一つ。天守をはじめ櫓は明治の廃城令により解体されたが、平成になって二層の備中櫓が復元された。石垣をみてもその巨大さが想像される。
城西地区は商店が多く、開発も進んでいて賑やかだ。
10:45移動の途中、道の駅久米の里で一休み。

ガンダム・モビルスーツ
高さが7メートルの巨大なガンダム・モビルスーツ。一人のエンジニアが、趣味で7年かけて2000年に完成させたそうだ。
休んでいたバイク・ツーリングの青年と少し旅の話をして、出発。
すぐコンビニがあったので弁当を買う。道は出雲街道(国道179号・181号)。
ほどなくまた道の駅が見え、今度は奥の方までひらけていたので車を止めた。裏を流れる川の堤の上にのぼって弁当を食べた。
眺めのよい自然の風景の中で弁当を食べるのは気持ちがいい。
13:30山間のくねくね曲がった道を走って吹屋に到着。
駐車場に中型バスが2台、乗用車が10台ほど止まっていた。
吹屋の家並みへは、そこから50mほど歩いて行く。


山の斜面に1本の細い道がのびて、その両側に昔に建てられた民家が50軒ほど並んでいる。外壁にべんがら(弁柄)という顔料が塗られて赤茶っぽく見える。長い間風雨にさらされた家は、べんがらの鮮やかさが無くなったり剥がれ落ちて少し黒ずんでいる。
銅山の歴史は古い。それから、べんがらの唯一の産地として幕末から明治にかけて栄えた。その鉱業はもう無いが、重要伝統的建造物群保存地区に指定されて今、多くの観光客を呼んでいる。


16:30尾道は坂の町と言われるが、千光寺公園への坂を上りながら、成る程と実感。
駐車場から本堂に続く細い道は、尾道にゆかりのある作家の句碑が刻まれた石が置かれ、「文学の小道」といわれる。
道脇に鼓岩という、小石でたたくとポンポン響くからポンポン岩とも呼ばれる大きな岩がある。


上から眺める風景は独特だ。左右に急な斜面が続き、海がすぐ近くまで迫っている。平らな所には家屋がひしめき合うように建てられ、ここから地面は見えない。その中に見える筋は鉄道だろう。
向いの島は向島。その間は200mから300mの尾道水道と呼ばれる自然の水路になっている。そこを大小さまざまな船が頻繁に行き来している。
向島のおかげで尾道は穏やかな自然の良港になっている。江戸時代には北前船が寄港し、米、海産物が降ろされ、代りに塩、綿などこの地方の特産物が積み込まれる。この地方の交易の中心地となって栄えた。


本堂の裏は修行の場。大きな岩が積み重なった「くさり山」という高さ10mほどの山がある。頂上に石鎚蔵王権現を祀る小さな祠がある。
上から20㎝~30㎝の鉄のチェーンが垂れ下がっている。折角なのでこれをたよりに上まで行ってみたが、思いのほか体重が重く感じられた。下りは反対側に付けられた道を歩いて降りた。
17:15次の目的地をNAVIにセットしていて、鞆の浦に寄るのを忘れたことに気が付いた。戻ろうかとも考えたが、そういう気分にもなれず、次の機会にとあきらめて西に向かう。
三原も、尾道と同様。海と山の間にぎっしり建物が建っている。ここまで家々が密集してくると少し違和感が感じられる。
2号線を走っていると右手の家々の間からちらちら海が見えたので、休憩がてら写真を撮ってみようと思い脇道に入った。ところが車を止めるスペースが見つからず、ついには前にも、右にも左にも行けなくなってしまい、そのまま後退で2号線まで後退姿勢で戻ることになった。
18:30竹原に到着したのは、ちょうど日が沈んだ夕暮れ時だった。
あっという間に暗くなり、町の中心にある高い建物の照明が目立ち始めた。明るいのはその辺りだけで、1㎞も走ると民家が途絶えるといった印象だ。
カーナビで探した宿も残念な宿だった。
宿は無人で、着いたら電話の相手がどこからか歩いてきて、一通り説明してから帰っていった。
夕食をとろうと外に出たが、まだ7時を少し過ぎたばかりなのにもう商店街の明かりはまばら。数少ない食堂の一つに入ってカツ丼を頂いたが、濃い味だった。昔は塩田業で賑わったというが、今は電発以外にこれといった産業は無い、と店のお母さんが話してくれた。
| 吉村 (広島県竹原市) | ||
|---|---|---|
| チェックイン | 料金 | 走行距離 |
| 19:00 | 3,750円 | 550km |